第2回植物観察会(その2)

引き続き東海の森を歩いています。

ブナの林、カラマツ林、そしてトチノキの林と続いています。

みんな、バッチのレメディになっている植物たち。

特徴のある大きく手を広げたような葉っぱが
青空を背景にして、風に揺れています。
なんて微妙な黄葉でしょう。
ホワイトチェストナット(トチノキ)」

5月には白い花を咲かせていましたっけ。

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目を凝らしてみていると
枝の先がチカチカ
まるでライトがついているみたいに光っています。

う~~ん、残念
スマホの画像ではイマイチ
カメラを持ってくるべきでした。
おまけに、もうバッテリーが切れそうです。

チェストナットバッド(トチノキの新芽)」も
間近に見ることができ、大満足。

ここから画像はないけれど

東海の森を抜け、万葉の散歩道へ。
水の流れている岸の近くには
先ほど見たアカシデより大柄なイヌシデを見て、
またしても、その美しい樹皮に魅せられます。

バッチがレメディを作った「ホーンビーム(セイヨウシデ)」の樹皮にも
こんなふうに特徴的な縞模様があると言われます。
ホーンビームはカバノキ科
つまり、白樺と同じパイオニアプランツ~
伐採地や焼け地に真っ先に芽吹く先駆樹種、

けれどホーンビームの指標から読み取れるのは
そういった先駆的な力というよりは
同じ場所に留まっていても、
新しい視点によって、自らを耕すという感じが私はします。

細い若木の「ウォルナット(くるみ)」もすぐそばに見つけました。

途中で「ゲンチアナ」が咲いていたらしい
草むらをのぞき、明るい花畑に向かいます。
と言っても今はお花はほとんどありませんが...
桜の季節はさぞかしきれいでしょうね。

突風が吹いてきました。
風が冷た~い。

日が燦々と降りそそぐ明るい場所には
オリーブ」、
ぐるりと回ると、「チェリープラム
場所を覚えておき、早春に会いに来ましょう。

花園橋を渡ったあたりに
アキニレがあると聞きました。
ニレは「エルム(セイヨウニレ)」

みんなで探したのですが見つけられず...
札幌の北大植物園では見事なハルニレがいっぱいいっぱい。
東海の地域では、ハルニレの生育は難しいそうです。

最後はアメリカンガーデンの「クラブアップル」の木の下で
可愛い小さな赤いクラブアップルの実を拾い集めて遊びました。

休憩所のテーブルの周りに、押しくらまんじゅうのようにみんなで座り
それぞれが描いたスケッチを見せ合い、観察で気付いたことを話し合います。

1人で見ていては気付かないようなことが
大勢で見ると、いっぱい気づかされます。
なぜなら、それぞれ見るところが、みんな違うからです。

何を見ているのか、
何を見ようとしているのか、
何が見たいのか
何を見たくないのか
何にも見ていないのか

観察に感情が乗っかってしまうことも多く
本当に「見る」という作業を通して
自分の癖というものが明らかになります。

それにしても、近隣種も含め、
ざっと15種以上。
花の咲く春にはもっと数が増えるはず。

おぬし、やるな、東山植物園!!!

また来ようね!と口々に交わしながら、
笑顔で散会となりました。

一日野外ですごしたこんな日は、何と心地よい疲労感なのでしょう。
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おまけ画像は、露に濡れたハリエニシダの花「ゴース
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by kreuz7 | 2014-11-15 02:57 | 植物観察

第2回植物観察会(その1)

いいお天気!!!c0195369_1465482.jpg

BIEPレベル1の2日間コースを無事に終えて
この日の空のように晴々とした気分で、
やってきました~~
紅葉真っ盛り…というにはちと早い
東山植物園に、
ルーペとスケッチブックとおにぎりを持って。

天気予報では風強し、でしたが、
心配したほど寒くもなく、前回同様、植物園門に集合!

真っ先に迎えてくれたのは、オウシュウナラ
バッチフラワーレメディで言えば「オーク」です。

葉の輪郭の外側への湾曲と
内側への湾曲が交代し、複雑な力のせめぎ合いが
形態の中に現れている、と「星々と木々」に書かれている通り
押し出す力と、それを堰き止める力の拮抗
オークタイプが、どんなに押しとどめようとしても
なお努力し続ける強さは、
この葉のジェスチャーからも想像できますね。

初めてバッチを知った時には
なんでそれがネガティブな心の状態なのかが
分からなかった、「頑張り屋?」の私です。

そうそう、そんなに頑張んなくってもいいんだよ、
とつぶやきながら、オークの落ち葉をノートに挟みました。

さあ、宿根草園の方へ進みましょう。
あゝ~~まだ咲いてる。
ハニーサックル」だぁ

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花や葉っぱの間、ところどころ
小さな宝石のような透き通った赤い実がのぞいています。

これこれ、これが「バイン」と
メンデルの葡萄を横目で見ながら
東海の森へと入っていきます。

ビーチ(ぶな)」の森はどんなかなあ。

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すっかり秋の風情です。
そのうち落葉し、このあたり一帯は裸木になるのでしょう。
灰白色の幹に触れると、シンとやはり冷たかった...樹皮に閉じ込められた世界

近くに「ホーンビーム」の仲間、アカシデがありました。
その樹皮は特徴的な、生き生きとリズミカルな模様を描いています。
ビーチの樹皮とはずいぶん印象が異なります。

さあ、前回に引き続き注目している「ラーチ」です。

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葉はまだ黄葉していません。
そのうちに、金色の雨となって、さらさらと葉を落とすのでしょう。
厳しい冬を越える自信がなく、自ら葉を落としてしまう
繊細なラーチ...
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私はラーチをスケッチ。
3月、5月、11月と見てきましたが
来年はぜひぜひ、4月初めの観察を忘れないようにと思っています。

ラーチのすぐそばには
パイン(セイヨウアカマツ)」とおぼしき
アカマツも。


次に続く
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by kreuz7 | 2014-11-14 20:24 | 植物観察

植物観察会

朝方の雨も上がり、晴天の5月22日 
名古屋市の東山植物園で、
BFRP東海の植物観察会がありました。

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それぞれ、スケッチブックに色鉛筆やルーペ、
お弁当に飲み物、敷物など
大きな荷物を抱えているものの
ピクニックにやってきた子どものように
きらきらしています。

まずは宿根草園のハニーサックルで
ひとしきり盛り上がった後
目指すは東海の森・・・

ブナ林もずいぶん茂りました。
とはいえこの地域では立派なビーチ(ブナ)には
ちょっと出会えなさそうです。

先月にお見せした定点観察のラーチの全景
繊細なラーチは、みんなの注目を浴びて
どんな気持ちかしら。
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ホワイトチェストナット、
虫食いだらけのクラブアップル
最後の最後で
オーク(オウシュウナラ)も見つけ
大満足の一日。

オークには小さな小さな実(3ミリ程度)が
ついていました。

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1人だけで見るもよし。
けれど沢山の視点を持ち寄ることでしか
気付かないこと、観られないこともあり
改めてグループでの自然観察会の良さを実感した一日。

また行きたいです!!!
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by kreuz7 | 2014-05-24 15:40 | 植物観察

レッドチェストナット

レッドチェストナット~ベニバナ西洋トチノキ
定点観察番外編


2年前の5月、成田空港ヘ向かうバスのなか
ぼんやりと外を眺めていると
突然、赤い花が目に飛び込んできました。
横浜・センター南駅を通過中のことです。

あれは、レッドチェストナット!?

遠ざかっていく車窓の向こう
あゝ、もう確かめようもない...

ところが、この連休中、思いがけず
たまたま、その駅前に用があり、
遠目にも特徴のある葉っぱと
赤い花が咲いているのが見えて、
2年ぶりの再会となりました。

紛れもなく、レッドチェストナットです。

街路樹として植えられている若木たち。
幹は細くて、高さもまだ3メートルくらいでしょうか。
数本並んでいるうち、花をつけているのはこの1本だけ。

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この花のどこに、エドワードバッチは
愛する人に対する不安の投影を感じたのでしょう。

花の色かしら?

可愛いピンクと赤の花弁
小さな花がかたまって一つの燭台のような形を作っています。

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こちらはホワイトチェストナット(西洋トチノキ)
日本のトチノキよりも大きな花を咲かせます。

ロンドン、リージェンツカナル沿いにある巨木です。

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花の色は違うけれど、同じ種のチェストナット
赤い花のレッドチェストナットのカテゴリーは「恐れと不安」
白い花のホワイトチェストナットは「現実への無関心」です。

ある考えに取りつかれたように
考えるのをやめたくてもやめられない。
ぐるぐると思考が頭の中で巡ってしまう人のためのレメディ。

1935年に作られた19種類のレメディの内、
ホワイトチェストナットだけが太陽法で作られています。
レッドチェストナットは煮沸法
その違いはどこにあるのでしょうか。

太陽の光によって、取りだされた効力と、
煮沸という、ある意味強制的に
火の熱によって導き出されるものとの違いは...

現代の私たちがそれを知るには
ただ自分を見つめ、レメディを飲むことによって
気付くことがあるはずです。

東山植物園のトチノキも、今頃白い花を咲かせているかしら。
また会いに行かなくっちゃ!!
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by kreuz7 | 2014-05-15 02:38 | 植物観察

ラーチ

ラーチ 西洋カラマツ

先日の東山植物園の続きです。

定点観察その2は ラーチ

何年か前、
蓼科の横谷峡で
ラーチの林の中を歩いている時
落葉の瞬間に出会いました。
それはまさに
息を飲む光景でした。

風がさ~っと吹く度に
音を立てて無数の葉っぱが落ちてくる。
まるで金色の雨が降り注ぐように・・・

ラーチは
冬が近づいてくると
寒い冬を越すことができず
針葉樹なのに
葉を落としてしまいます。

闘いもせず、自ら
負けを認めてしまうかのように。

さあ、東山植物園のラーチはどんな感じ?

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え!?一気に葉っぱが出揃いました。
先月は、小さな蕾がついていただけだったのに。

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1ヵ月でこの差!!
自然の力ってすごい。

赤くて小さなのは雄花
緑の大きなのは雌花
(といっても、2センチくらいで可愛い)

まるでバラの花のような形の松ぼっくりになるのは雌花です。

ラーチの葉は、とても柔らか。
針葉樹なのにチクチクしません。

自信が持てない繊細な誰かさんと似てるかもね。

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by kreuz7 | 2014-05-01 23:38 | 植物観察

クラブアップル

東山植物園の
アメリカ産植物見本園

とっても気持ちのいい
平日の午後

なんでアメリカ産なのかなあ…と思いながら
定点観察その1は、クラブアップル


小粒で酸味の強い野生の林檎

crab=不機嫌にさせる、ふくれさせる

この林檎をかじると、あまりの苦酸っぱさに、
そんな顔になっちゃうのかな。

浄化のレメディとして有名なクラブアップルですが
この植物園にあるクラブアップルは
バッチがレメディを作った
クラブアップル(学名Malus pumila)に比べると
花弁の色はもう少し白くて、開いた感じも少し違います。

園芸種として花の観賞用に
品種改良されたものかもしれませんね

燦々と降り注ぐ日差しを受けて
小さな実がなるのを楽しみに待ちましょう。
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by kreuz7 | 2014-04-24 23:12 | 植物観察

東山植物園へ

バッチ国際教育プログラムの
プラクティショナーコースの修了生たち
(及び在コース生含む)で構成する
プラクティショナーネットワーク「BFRP東海」では、
さらなる研鑽と交流を目的に、
たびたび集まっては、学びを深めています。

1月から3月までは、
トエルブヒーラーズの勉強会をしてきましたが
植物の生長も活発になる5月は戸外に出て
植物観察会を予定しています。

ということで、先日の暖かい日に、
スタッフ5人で東山植物園に行ってきました。

お目当ての樹木を求めて下調べです。

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植物園の星が丘門の横には
ミモザの黄色い花が蕾を膨らませています。

雪割草、カタクリ、キクサキイチゲなど
早春の可憐な花々が
枯れ葉の間から顔をのぞかせています。

可愛い!!

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向かったのは「東海の森」
ここには

ビーチ
ラーチ
ホワイトチェストナット

があるはず。

ありましたぁ~ 

ビーチです

白っぽい幹は触れるとなぜかとても冷たい。

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ラーチは
小さい蕾をたくさんつけていました。
ルーペでのぞくと
息を飲む美しさ!!!

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びっくりしたのは
トチノキの新芽、
チェストナットバッドですね~

まだ気配すらないのに、不思議や不思議、
ぴかぴか★光って見えるのです。
梢のあちこち、先端に、まるで極小の★が。


アメリカンガーデンでは
クラブアップル
レッドチェスナットなどにもお目にかかれます。

あゝ、ぜひとも
いいタイミングで

見たい

見せたい


今年の目標、定点観察にチャレンジしよう。

園内はボランティアのガイドさんが
バッチリ案内してくれました。
私たちだけでは、こんなに効率よく見られなかったことでしょう。
ありがとうございました。

一日外気に当たってくたくたになりましたが
5月が楽しみです。


クロイツの庭では、スターオブベツレヘムも
葉を伸ばし始めました。
花はもう少し先になります。

この画像は去年のもの。
今年は一気に株数が増えてきましたよ。
こっちも楽しみです。

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by kreuz7 | 2014-03-18 01:21 | 植物観察

ワイルドローズ

26日の読書会のあと、
お待ちかねのワイルドローズを
とっきぃさんが持ってきてくれました。

第1花がちょうど終わったところで、小さな蕾が数個まだ残っています。

次の植物観察&レメディ研究は
ワイルドローズに決定かな?

この蕾が咲くのは、いつごろ?

6月第1週目???
うう、、、準備期間がちょっと足りない。

4日に大きめの鉢への植え替えをしましょうと、
とっきぃさんと決めたものの、
第2花の咲き時と、日程をどうすり合わせよう。


困った・・・


と思っていたところ、

気がつくと、今朝、もう咲いていました。

あっちゃー はやっ!

それにしても、この咲きたての美しさを
なんといいましょう。

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横顔も素敵

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もう1つ、蕾が残っています。
ワクワクします。
蕾は開いた花よりも、赤みが強いですね。

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花が終わると・・・
秋には、このローズヒップで、ぜひティータイムを。

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ワイルドローズは人生への関心を失っていることにも
気付かないでいるような無気力やあきらめに対応するレメディです。

この美しい花のどこに、バッチはその本質を見出したのでしょう。

茨木のり子さんの「汲む」という詩があります。

その詩の一節に

年老いても咲きたての薔薇  柔らかく

外にむかってひらかれるのこそ難しい


とあります。

ワイルドローズは、その難しいことを

意識的にではなく、無意識的にしているかのような

咲き方なのです。
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by kreuz7 | 2011-05-28 01:32 | 植物観察

ガーデンプロジェクト

とっきぃさんの協力のもと
昨秋から始まった、クロイツのガーデンプロジェクト、
アプローチの一部をバッチフラワーコーナーに。
レメディと同種の植物が元気よく育っています。
まだ地植えになっていないものを含めると10種類ほど。
可能な限り増やしたいけど・・・
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アグリモニーの花は秋の始まりのころ。
金水引き草という名の通り、細長く伸ばした花茎に
黄金の小さな花が、いくつも外向きにつきます。
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クレマチスは、別の場所にも植わっていますが
花期はぼちぼち、、、次の植物研究はクレマチスになるかしら?
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ヘザー(嵐が丘に出てくるヒース)も秋かなあ。
イギリスでは8月後半ですが、暑い日本ではどうでしょうか。
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チコリはこの種類かどうか、、、バッチセンターで見たチコリーの葉っぱと
違うのですが、そのうちに長く延びてきたら
きっとあの青い花が咲くはずです。
みんな、家庭菜園?と聞くので、ふふふ、かも。と笑っていますが。
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先日の植物観察&レメディ研究のテーマ、スターオブベツレヘムも
今年の役目が終わって、こんな風に。また来年お会いしましょう。
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とっきぃさんのサイト「エポック・エポック」は
右メニューのリンク
ガーデンプロジェクトから
またはこちらへ http://d.hatena.ne.jp/tokikon1974/
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by kreuz7 | 2011-05-22 09:45 | 植物観察

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「スターオブベツレヘムの植物観察&レメディ研究」
おかげさまで大人気!あっという間に満席になりました。

でも、肝心の11日まで、咲いててくれるかなあ。

一輪、また一輪と、花の時期が過ぎていきます。

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裏庭には

スターオブベツレヘムと同種の

こんな渋い色のオーニソガラムも咲いています。

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by kreuz7 | 2011-05-09 22:33 | 植物観察