2014年 11月 14日
第2回植物観察会(その1)
BIEPレベル1の2日間コースを無事に終えて
この日の空のように晴々とした気分で、
やってきました~~
紅葉真っ盛り…というにはちと早い
東山植物園に、
ルーペとスケッチブックとおにぎりを持って。
天気予報では風強し、でしたが、
心配したほど寒くもなく、前回同様、植物園門に集合!
真っ先に迎えてくれたのは、オウシュウナラ
バッチフラワーレメディで言えば「オーク」です。
葉の輪郭の外側への湾曲と
内側への湾曲が交代し、複雑な力のせめぎ合いが
形態の中に現れている、と「星々と木々」に書かれている通り
押し出す力と、それを堰き止める力の拮抗
オークタイプが、どんなに押しとどめようとしても
なお努力し続ける強さは、
この葉のジェスチャーからも想像できますね。
初めてバッチを知った時には
なんでそれがネガティブな心の状態なのかが
分からなかった、「頑張り屋?」の私です。
そうそう、そんなに頑張んなくってもいいんだよ、
とつぶやきながら、オークの落ち葉をノートに挟みました。
さあ、宿根草園の方へ進みましょう。
あゝ~~まだ咲いてる。
「ハニーサックル」だぁ
花や葉っぱの間、ところどころ
小さな宝石のような透き通った赤い実がのぞいています。
これこれ、これが「バイン」と
メンデルの葡萄を横目で見ながら
東海の森へと入っていきます。
「ビーチ(ぶな)」の森はどんなかなあ。
すっかり秋の風情です。
そのうち落葉し、このあたり一帯は裸木になるのでしょう。
灰白色の幹に触れると、シンとやはり冷たかった...樹皮に閉じ込められた世界
近くに「ホーンビーム」の仲間、アカシデがありました。
その樹皮は特徴的な、生き生きとリズミカルな模様を描いています。
ビーチの樹皮とはずいぶん印象が異なります。
さあ、前回に引き続き注目している「ラーチ」です。
葉はまだ黄葉していません。
そのうちに、金色の雨となって、さらさらと葉を落とすのでしょう。
厳しい冬を越える自信がなく、自ら葉を落としてしまう
繊細なラーチ...
私はラーチをスケッチ。
3月、5月、11月と見てきましたが
来年はぜひぜひ、4月初めの観察を忘れないようにと思っています。
ラーチのすぐそばには
「パイン(セイヨウアカマツ)」とおぼしき
アカマツも。
次に続く
by kreuz7
| 2014-11-14 20:24
| 植物観察