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スィートポテトのスコーン

ちょっと前の夜のことです。
ヤフーのGyao!で、見逃していた映画
「誰も知らない」を観ました。

巣鴨子ども置き去り事件(1988)が題材の映画です。
2004年のカンヌ映画祭で、その時の審査員長のタランティーノ監督が
主演の柳楽優弥くんの表情が頭から離れないと
史上最年少の14歳、日本人初の主演男優賞を獲得しました。

程度の差はあっても、大人になれない大人
子どもでいさせてもらえない子どもたちは
今も増え続け、ごく普通の生活をしているつもりの
わたしたち誰もが、「誰も知らない」のだと思うと
やりきれない気持ちになります。

翌朝、キッチンに立つと、
メチャクチャ猛烈に何かを作りたくなりました。

ドアを開けると、美味しい匂いのするホーム。
心を込めて作られた食事、家族で囲む食卓
そんな風景は、もう当たり前ではないのでしょうか。

おいしいね、と言い合って食べると人は幸せになる。
幸せになるスコーンです。

プレーンなもの、ブルーベリーをいれたり、クルミをいれたり
これはお芋さんを入れています。
ほっこりと甘い匂いに、お腹が満たされて
自然に笑顔が生まれます。

スィートポテトのスコーン
スィートポテトのスコーン_c0195369_16374032.jpg


【材料】

(A) 薄力粉 250g ベーキングパウダー 大1

バター50g
サツマイモ 150g
卵 1個
きび砂糖 大2
ヨーグルト50㏄
牛乳 50cc
 
【作り方】

1. 粉類(A)はまとめてビニール袋に入れ、よく振っておく。
   そこへ1cm角くらいに切った冷たいバターを入れて、
   指でもみ込みサラサラの生地を作る。
2. サツマイモは皮をむき一口大に切ってひたひたの水で茹でる。
   柔らかくなったら水気を切り、フォークでつぶす。
3. ボールに卵を割りほぐし、きびざとう、ヨーグルト、牛乳を混ぜて
  2を加え、1と合わせてこねて、ひとまとめにする。
4. 台に打ち粉をしてめん棒で2cmくらいの厚さに伸ばしたら、
   小さめのグラスなどで円形に型抜きする。四角や三角に切ってもOK
5. フォークでピケして、230℃に温めたオーブンで15分ほど焼けば出来上がり。

ビニール袋の中でこねて、伸ばすのもビニール袋の上から。
汚れ物も少なく、簡単にできます。
プレーンなスコーンはさらに手間いらず。
生地の感じは牛乳の量を加減してね。

バターを乗せて、アツアツを、さあ召し上がれ!!
by kreuz7 | 2014-04-14 16:36 | 幸せのレシピ