2014年 04月 14日
スィートポテトのスコーン
ヤフーのGyao!で、見逃していた映画
「誰も知らない」を観ました。
巣鴨子ども置き去り事件(1988)が題材の映画です。
2004年のカンヌ映画祭で、その時の審査員長のタランティーノ監督が
主演の柳楽優弥くんの表情が頭から離れないと
史上最年少の14歳、日本人初の主演男優賞を獲得しました。
程度の差はあっても、大人になれない大人
子どもでいさせてもらえない子どもたちは
今も増え続け、ごく普通の生活をしているつもりの
わたしたち誰もが、「誰も知らない」のだと思うと
やりきれない気持ちになります。
翌朝、キッチンに立つと、
メチャクチャ猛烈に何かを作りたくなりました。
ドアを開けると、美味しい匂いのするホーム。
心を込めて作られた食事、家族で囲む食卓
そんな風景は、もう当たり前ではないのでしょうか。
おいしいね、と言い合って食べると人は幸せになる。
幸せになるスコーンです。
プレーンなもの、ブルーベリーをいれたり、クルミをいれたり
これはお芋さんを入れています。
ほっこりと甘い匂いに、お腹が満たされて
自然に笑顔が生まれます。
スィートポテトのスコーン
【材料】
(A) 薄力粉 250g ベーキングパウダー 大1
バター50g
サツマイモ 150g
卵 1個
きび砂糖 大2
ヨーグルト50㏄
牛乳 50cc
【作り方】
1. 粉類(A)はまとめてビニール袋に入れ、よく振っておく。
そこへ1cm角くらいに切った冷たいバターを入れて、
指でもみ込みサラサラの生地を作る。
2. サツマイモは皮をむき一口大に切ってひたひたの水で茹でる。
柔らかくなったら水気を切り、フォークでつぶす。
3. ボールに卵を割りほぐし、きびざとう、ヨーグルト、牛乳を混ぜて
2を加え、1と合わせてこねて、ひとまとめにする。
4. 台に打ち粉をしてめん棒で2cmくらいの厚さに伸ばしたら、
小さめのグラスなどで円形に型抜きする。四角や三角に切ってもOK
5. フォークでピケして、230℃に温めたオーブンで15分ほど焼けば出来上がり。
ビニール袋の中でこねて、伸ばすのもビニール袋の上から。
汚れ物も少なく、簡単にできます。
プレーンなスコーンはさらに手間いらず。
生地の感じは牛乳の量を加減してね。
バターを乗せて、アツアツを、さあ召し上がれ!!
by kreuz7
| 2014-04-14 16:36
| 幸せのレシピ